ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「
1956年、毛沢東は共産党への自由な批判を歓迎する「百花斉放・百家争鳴」を打ち出した。知識人たちはこぞって自由な発言を始めたが、そのわずか数ヶ月後突如方針を転換、共産党批判を行った者を容赦なく粛正するという「反右派闘争」が始まった。突然「右派」のレッテルを貼られた知識人たちが、
この中国全土を襲った狂気である「反右派闘争」「大躍進政策」「文化大革命」はわずか40年ほど前のことであり、数千万人もの人々が犠牲になったと言われる。あまりの理不尽さに絶句するしかない。空想的イデオロギーや権力者の狂気ほど恐ろしいものはない。
2010年香港・フランス・ベルギーの合作映画。監督のワン・ビン(王浜)氏はドキュメンタリー映画により世界映画の第一人者とされている。
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