2012年3月31日

AppleTVとアナログオーディオでつくるデジタル・ワイヤレス音楽環境


1080pのHD画質に対応した新AppleTVを購入した。iTunes、映画、YouTube、フォトストリームなどがiPhone、iPadをリモコンにして自宅の大画面テレビで見れるのは本当にすばらしい。



これまで何度も買おうと思いながら迷っていた理由が「オーディオとの接続」だった。私のAppleTV購入の主な目的は、iTunesに貯め込んだ音楽ライブラリをiPhone、iPad、Mac、WinPCをリモコンにしてリビングの既存オーディオで聴くということだ。いちいちオーディオにiPhoneをつないだりCDを出し入れするのは面倒だ。

AppleTVをテレビにつなぐにはHDMIケーブル一本なので実に簡単(テレビ側にHDMI端子が必須)。ところがこのままでは、iTunesライブラリの音楽を聴くためにわざわざテレビの電源を入れる必要があるし、テレビのスピーカでは音がさびしい。なのでAppleTVと光ケーブルでオーディオをつなぎたいのだが、我が家のオーディオには光端子がない。

光端子に対応した最新のオーディオアンプやスピーカの新調も考えたが、我が家のDENONアンプ+BOSEスピーカはそれなりのグレードで結構いい音を出してくれるので、安物に買い換える気にもなれない。

そこで購入したのが「デジタル→アナログ音声変換器」。

接続はこうなる。

AppleTV → (HDMIケーブル) → テレビHDMI端子

AppleTV → (光ケーブル)→ 「デジタル→アナログ」音声変換器 → (アナログ音声ケーブル 赤・白)→ オーディオ(私の場合DVD入力端子へ)

さらに我が家ではテレビのHDMI端子がHDDレコーダーに占領されていたので、「HDMI分配器」が必要に。
AppleTV → (HDMIケーブル) →  HDMI分配器 →  (HDMIケーブル) → テレビHDMI端子

AppleTVは8,800円だが、結局倍のコストがかかってしまった(^^;)。

これで所有しているCDを全部iTunesにつっこんでしまえばiPhone、iPad、Macがリモコンになってワイヤレスで音楽が操作できる。インターネットラジオも同様。リビングの既存アナログオーディオでの「デジタル・ワイヤレス音楽環境」が格安で整ったわけだ。

AppleTVはApple製品を持ってる音楽好きなら迷わず買いでしょう。

(2012.3.31)


  

追記:
Macの画面をリビングのテレビにミラーリングしたり、MacからYouTubeの音をワイヤレスでオーディオから聴きたいという方は、AirParrotというシェアウェアが超便利。


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