2012年11月21日

世界最強の電子書籍リーダーKindle Paperwhiteがやってきた。


アマゾンの電子書籍「Kindleストア」という黒船がオープンしたのに続いて、世界最強の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」が日本上陸。昨日から通勤電車で使い始めたところ、既にもう紙の本には戻れない気がしている。吊革につかまりながら本のページをめくるという面倒な作業から解放されたのが大きい。

「やっぱり紙の本でないと…」って言う人もまだ多いけど、電子書籍はとにかくいいことづくめ。


・軽くて片手で本が読める。ページめくりもワンタッチで楽々。

・字の大きさが変えられる。(老眼には必須)
・言葉の意味や読み方をオンライン辞書ですぐ調べられる。(洋書だとめちゃくちゃ便利)
・ダウンロードすれば読みたい本をその場ですぐ読める。
・紙の本より値段が安い。
青空文庫など、古典が無料で読める。
・たくさんの本を一台に格納できる。出かける時にどの本を持って行こうかなんて迷う必要なし。
・暗い場所でも太陽の下でもクリアに読める。
・複数のデバイスで同じ本が読めて、同期もとれる。

そもそも本って元はデジタルの文字情報なんだから、わざわざ紙資源をつかって印刷して製本して、配送して陳列して返本してなんて、本来は全然いらないわけだ。


中でもKindle Paperwhiteの特長は、軽いこと(213gで文庫本より少し重い程度)、「e-ink」が目に優しいこと、バッテリーが長持ちすること。KindleストアはiPhoneやiPadでも読めるんだけど、iPhoneでは画面が小さすぎるし、iPadは重すぎる。対抗馬のiPad miniはカラーで美しいし多機能で確かにすばらしい。でも、ついサイトを見てしまったり、バックライト液晶が目にいいとは言えなかったり、片手で長く持つには少し重い。その点Kindle Paperwhiteは紙の本と同様にちゃんと読書に集中できる感じ。



Kindle Paperwhiteと文庫本の比較

こんな便利なものがわずか7,980円で買えるんだから、とりあえず買っといて損は無し。iPad mini、iPhoneとの併用でも全然いいと思う。


デメリットは本の貸し借りが自由にできないことくらいか。また日本のKindleストアは一万点、アメリカの百万点と比べたらしょぼすぎる。でも電子書籍化の流れは止まることはないだろうな。